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事業仕分けも良いが  本当に必要なところに・・・・?

今、事業仕分けが注目を浴びています。無駄を無くす!との心意気は歓迎しますが、上部団体や独法のしわ寄せは、いつも私たちの身近な事業や活動に反映されることを理解されているのか、是非、尋ねてみたいものです。

先日、H22年度事業予算で、理科支援員派遣事業の費用が大幅に減額されたと報道がありました。
平成19年度から実施したこの事業も、当初30校余りの申し込み希望から、今年度は、100校を越える申し込み希望があったとのこと、着実に学校現場における実績を作ってきたこの事業も、国からの予算が40%も削減され、本県においては、予算が半減されたとのこと。真に必要なものへ財源が廻らないのは何故なのか?

先日、あるテレビ番組でソフトバンクの孫正義社長が、「ダム建設の予算(例として八ッ場ダム建設費用)で全国の学校に電子教科書を無料で配布出来る。」また「全国の医療施設へ電子カルテを導入し、情報の共有化を図れば、医療費の国庫負担を大幅に軽減出来る。」と具体的な数字を上げて説明されていました。さらに、この20年間の成長産業はIT関連であり、伸びている産業への積極的な投資も必要だと力説されていました。

現在、話題になっている休暇の地域別取得は、これも企業家である星野リゾート社長の星野氏が提案したものであります。年間を通した宿泊施設の稼働率は、大型連休などの場合は100%を越え、予約を断っているのが現状、しかし、それ以外の稼働率は良くても50%を切り空室状態が続く、この現状を打破するために、休日の均等化とそれに伴う雇用の受け皿として、提案されたものです。

2人の経営者が本当に云いたいことは、何だろう? 各提案の中にこそ本当の意味が潜んでいるように感じられるが。余りに細かいところばかりに目が行き、本当に大事なことを見落としてはいないだろうか、もっと大きな目を持ち、事の本質に迫ってもらいたいものです。
by seisyounen-kaigi | 2010-04-28 16:36 | 雑想

青少年の健全育成に関する活動   青少年育成富山市民会議    ℡076-482-2111  


by seisyounen-kaigi
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